ダイカスト加工への工法転換を通してVA・VEの実現をご提案する

ダイカスト加工の基礎知識・技術コラム

ダイカストの試作金型(簡易金型)

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ダイカストは、量産に移る前に、試作金型を製作して試作を行うことがあります。こちらの記事では、その試作金型についてご紹介いたします。

ダイカスト金型とは

ダイカスト金型は、固定型と可動型の2つで構成されています。この2つの型の間に高圧で溶湯を流し込み、溶湯が冷えて固まれば、金型から成型物を取り出します。

流し込む素材は、アルミや亜鉛、マグネシウムといった比較的融点の低い金属ですが、融点が低いとはいえ、数百度もある溶湯にさらに高圧をかけるので、ダイカスト金型への負荷は非常に大きくなります。そのため、ダイカスト金型は、耐熱性や強度、粘りに優れた鉄をベースとした合金で製作されます。

試作金型(簡易金型)とは

試作金型とは、量産前の試作品製作に適した金型です。加工する素材が金型に負担を掛けず、ロット数が50~100個くらいの量産のものであれば、そのまま本番の金型として使い続けることも可能です。

試作金型は、ほとんどがアルミニウム合金で製作されます。アルミニウム合金は加工が簡単なため複雑な形状も製作しやすく、何度か作り直しをする可能性のある試作では大きなメリットとなります。

ダイカストの製品事例

カーテンレール部材

こちらは、大手インテリア製品メーカー様向けに製作・納入した、カーテンレール部品です。

インテリア部品であるため高い外観品質が要求されます。そのため、ダイカスト後に、二次加工として塗装を行うことで外観品質を高めております。また、バリエーションとして6種類のカラー展開を行っています。

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ダイカストの試作金型のことなら、ダイカスト加工センターにお任せください!

こちらの記事では、ダイカストの試作金型についてご紹介いたしました。

当社では、国内外の自動車部品や住宅設備メーカー様向けに、ダイカスト品を納入してきた実績を基に、最適な材料選定や、ダイカストへの工法転換など様々な提案を行っております。アルミのみならず、亜鉛とマグネシウムのダイカストにも対応可能です。

ダイカストに関して、お困りごとがございましたら、お気軽にご相談ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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