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ダイカスト加工の基礎知識・技術コラム

ダイカストのインサート成形の特徴と製品事例

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ダイカストのインサート成形は、「ダイカスト」と「インサート成形」2つの特徴を併せ持った工法で、様々なメリットがあります。こちらの記事では、そのダイカストのインサートの特徴と実際の製品事例についてご紹介いたします。

ダイカストのインサート成形の特徴

ダイカストは、溶湯金属を金型に流し込んで成型する鋳造技術ですが、インサート成形と掛け合わせることで、精度の高く丈夫な製品をつくることができます。

金型にインサート品を装着しておき、溶湯金属を高圧・高速で流し込むことで、異なる素材でできた製品を瞬時に生産できるため、生産性が高いのが特徴です。

ダイカストのインサート成形のメリット

ダイカストのインサート成形には以下のようなメリットがあります。

一体化によって製品を軽量化できる

異なる素材を一体化させるため、部品を繋げるためのパーツが不要になります。無駄なパーツを省くことができ、製品を軽量化することができます。

丈夫で多機能な製品がつくれる

異なる素材を一体化させて成形するため、異なる素材を後から組み合わせる方法よりも強度を確保できます。また、シンプルな工程ながらも多機能な製品を生産できるのも特徴です。

表面が滑らかで処理が簡単

ダイカストのインサート成形は、製品の表面を滑らかに仕上げることができます。そのため表面処理が簡単にでき、研磨や塗装などの工程をスムーズに行えます。

高い生産性を確保できる

ダイカストと同様、スピーディな生産が可能です。形状の複雑さに関わらず、短時間で多くの製品を生産できます。

精度が高く、複雑形状でも安定して生産できる

ダイカストと同様、寸法の狂いがほとんどありません。複雑な形状でも精度が落ちることはなく、細く軽い部品でも安定した生産が可能です。

ダイカストのインサート成形の製品事例

家電製品部品

こちらは家電製品の中の機構部品として使用されるダイカスト品です。

ボスのインサート加工も合わせて行っております。また、インサート加工についてはボスだけでなく、雌ねじや雄ねじ、リベットなどにも対応可能です。

>>製品事例の詳細はこちら

ダイカストのインサート成形のことなら、ダイカスト加工センターにお任せください!

今回は、ダイカストのインサート成形についてご紹介いたしました。

当社は、通常のダイカストはもちろん、ダイカストのインサート成形にも対応可能です。

ダイカストに関して、お困りごとがございましたら、お気軽にご連絡ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

>>ダイカストの製品事例一覧はこちら

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