マグネシウムダイカストは、アルミダイカストと比較して軽くて強度があります。そのため、自動車業界、医療業界、家電、産業機械など様々な業界で使用されています。こちらの記事では、そのマグネシウムダイカストの中でもMDC2Bの特徴についてご紹介いたします。
マグネシウムダイカスト MDC2Bの特徴
MDC2Bは、マグネシウム、アルミニウム、マンガンを構成元素としたMg-Al-Mn系のマグネシウムダイカスト合金です。
伸びや靭性などの耐衝撃性に優れている一方で、鋳造性にはやや難があるため、複雑形状の鋳造には向きません。高い延性を活かし、エアバッグやシートフレームなどの自動車部品に使用されています。
マグネシウムダイカストの製品事例
自転車用筐体
こちらは電動アシスト付き自転車のユニット部の筐体です。
燃費・走行距離向上等の観点から強度も持たせつつ軽量化を実現するために材質にはマグネシウム材が採用されています。
また、こちらの筐体は機構部品ではなく外観意匠部品でもあることから、非常に高い品質基準を求められる製品です。そのため、ダイカスト後、二次加工として塗装を実施しております。
MDC2Bのダイカストのことなら、ダイカスト加工センターにお任せください!
今回は、マグネシウムダイカスト MDC2Bの特徴についてご紹介いたしました。
当社では、国内外の自動車部品や住宅設備メーカー様向けに、マグネシウムダイカスト品を納入してきた実績を基に、最適な材料選定や、ダイカストへの工法転換など様々な提案を行っております。また、マグネシウムのみならず、アルミと亜鉛ダイカストにも対応可能です。
ダイカストに関して、お困りごとがございましたら、お気軽にご相談ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!