アルミは、ダイカストの中で最も広く使用されている材質です。こちらの記事では、その中でもADC6の特徴についてご紹介いたします。
アルミダイカスト ADC6の特徴
ADC6は、マグネシウムをベースにしたAl-Mg-Mn系のマンガンを含んだアルミダイカスト合金です。耐摩耗性、機械加工性に優れており、研磨性もよいのが特徴です。
ADC6とよく比較される対象としてADC5があります。ADC6は、耐食性がADC5に劣るものの、鋳造性はADC5より優れています。ただし、ADC5と比較して優れているというだけで、アルミダイカスト合金の中で鋳造性は低い分類に入ります。
アルミダイカスト ADC6の製品事例
サーボモーター用ブラケット
こちらはサーボモーター用のブラケット品です。
鋳造時に鋳物ブッシュをインサートして鋳造しており、軸の動きを円滑にしています。
ADC6のダイカストのことなら、ダイカスト加工センターにお任せください！
今回は、アルミダイカスト ADC6の特徴についてご紹介いたしました。
当社では、国内外の自動車部品や住宅設備メーカー様向けに、アルミダイカスト品を納入してきた実績を基に、最適な材料選定や、ダイカストへの工法転換など様々な提案を行っております。また、アルミのみならず、亜鉛とマグネシウムのダイカストにも対応可能です。
ダイカストに関して、お困りごとがございましたら、お気軽にご相談ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました！