アルミは、ダイカストの中で最も広く使用されている材質です。こちらの記事では、その中でもADC3の特徴についてご紹介いたします。
アルミダイカスト ADC3の特徴
ADC3は、シリコンとマグネシウムを主成分に含んだAl-Si-Mg系のアルミダイカスト合金です。耐摩耗性や機械加工性、高温での強度特性、気密性に優れています。
また、耐圧性のほか、特に引張り強さ、耐衝撃性にも優れており、大きな耐力が求められる場合によく使用されています。
アルミダイカストの製品事例
テーブルの脚部品
こちらはアルミを材質にダイカスト加工を施して製作した会議室テーブルの脚部品です。
ダイカスト加工後、二次加工として、機械加工による穴あけ、外観意匠性を高めるための鏡面磨きをしています。また、お客様の商品バリエーションとして、鏡面磨き以外に黒、白、シルバーに塗装を行ったタイプもあります。
このように二次加工としての表面処理も一貫対応いたしますので、お客様の横持ちの手間を削減することができます。
ADC3のダイカストのことなら、ダイカスト加工センターにお任せください!
今回は、アルミダイカスト ADC3の特徴についてご紹介いたしました。
当社では、国内外の自動車部品や住宅設備メーカー様向けに、アルミダイカスト品を納入してきた実績を基に、最適な材料選定や、ダイカストへの工法転換など様々な提案を行っております。また、アルミのみならず、亜鉛とマグネシウムのダイカストにも対応可能です。
ダイカストに関して、お困りごとがございましたら、お気軽にご連絡ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!