アルミは、ダイカストの中で最も広く使用されている材質です。こちらの記事では、その中でもADC1の特徴についてご紹介いたします。
アルミダイカスト ADC1の特徴
ADC1は、シリコンを主成分に含んだAl-Si系のアルミダイカスト合金です。アルミダイカスト合金の中でも鋳造性が優れており、鋳造割れ性、耐引け性、湯流れ性、耐焼き付き性は他のアルミダイカスト合金よりも優れた性質を持っています。気密性も優れています。
ただし、機械的性質である耐力はやや低いため、強度が求められる場合には不向きです。
アルミダイカストの製品事例
ハイブリッド車向け充電コネクタ用レバー
こちらは、ハイブリット車の充電を行う際に用いられるコネクタに付随するレバーです。
アルミダイカスト部品を40トンの竪型射出成形機で樹脂にインサート成形することで製作しております。ダイカスト部分には、ショットブラストと半光沢のニッケルクロムメッキを施しております。
ADC1のダイカストのことなら、ダイカスト加工センターにお任せください!
今回は、アルミダイカスト ADC1の特徴についてご紹介いたしました。
当社では、国内外の自動車部品や住宅設備メーカー様向けに、アルミダイカスト品を納入してきた実績を基に、最適な材料選定や、ダイカストへの工法転換など様々な提案を行っております。また、アルミのみならず、亜鉛とマグネシウムのダイカストにも対応可能です。
ダイカストに関して、お困りごとがございましたら、お気軽にご連絡ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!