ダイカスト加工への工法転換を通してVA・VEの実現をご提案する

ダイカスト加工の基礎知識・技術コラム

ダイカスト品のマシニング加工

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ダイカストは寸法精度が高く、ダイカスト後にそのまま納品される場合もありますが、マシニング加工など切削による後加工を行うことが多いです。こちらの記事では、そのダイカスト品のマシニング加工事例についてご紹介いたします。

マシニング加工とは

マシニング加工とは、マシニングセンタ(MC:Machining Center)と呼ばれる加工機械を用いる切削加工のことです。

マシニングセンタは、入力された加工プログラムに従って、事前にセットしておいた切削工具を自動で交換することができる自動工具交換装置(ATC:Automatic Tool Changer)が備わっているのが特徴です。

ダイカスト後に切削加工を行う理由

ダイカストは寸法精度が高いのが特徴ですが、冷却による縮みなどの影響で寸法誤差が発生してしまいます。

そのため、高い寸法精度を要求されるような場合、鋳物の状態のままでは部品として使用することができず、後加工として切削加工を行います。ダイカストだけでは難しい寸法精度要求に対し、切削加工により寸法精度の向上を図ります。

ダイカストの製品事例

インバータのアウターケース

こちらは、直流の電流を交流の電流へ変更するインバータのアウターケースです。

機械加工部位が多い部品だったので、専用加工機に組み込むことで対応しています。

>>製品事例の詳細はこちら

ダイカストのことなら、ダイカスト加工センター .comにお任せください!

今回は、ダイカスト品のマシニング加工についてご紹介いたしました。

当社では、アルミダイカストの金型設計・製作から切削加工、その後の表面処理まで一貫対応しています。国内外の自動車部品や住宅設備メーカー様向けに、アルミダイカスト品を納入してきた実績を基に、最適な材料選定や、ダイカストへの工法転換など様々な提案を行っております。また、アルミのみならず、亜鉛とマグネシウムのダイカストにも対応可能です。

ダイカストに関して、お困りごとがございましたら、お気軽にご連絡ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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