アルミダイカストに塗装することで、表面を美しくしたり、錆びにくくしたりすることができます。こちらの記事では、そのアルミダイカストへ塗装における注意点と実際の塗装事例についてご紹介いたします。
アルミダイカストの塗装において注意すべきポイント
アルミダイカストの塗装において注意すべきポイントは2つあります。
1.適切な前処理を行うこと
1つ目は、適切な前処理を行うことです。
アルミダイカストに塗装をする前には、必ず前処理を行います。適切な前処理を行わないと、塗料が密着せず剥がれてしまい密着不良や外観不良が起こる可能性があります。
特に適切な前処理として、防錆や密着力に優れている「クロム酸処理」を施すことが多いです。
2.脱脂後、速やかに塗装すること
2つ目は、脱脂後、速やかに塗装することです。
脱脂してから塗装までの時間が空くと酸化が進み、塗料が密着しにくくなってしまいます。そのため、脱脂後は速やかに塗装する必要があります。
アルミダイカストへの塗装事例
カーテンレール部品
こちらは、大手インテリア製品メーカー様向けのカーテンレール部品です。カーテンレールの側面部に使用されます。
インテリア部品であるため高い外観品質が要求されました。そのため、ダイカスト後、塗装を行っています。また、バリエーションとして6種類のカラー展開を行っています。
アルミダイカストのことなら、ダイカスト加工センター .comにお任せください!
今回は、アルミダイカストの塗装についてご紹介いたしました。
当社では、アルミダイカストの金型設計・製作から機械加工、塗装まで一貫対応しています。国内外の自動車部品や住宅設備メーカー様向けに、アルミダイカスト品を納入してきた実績を基に、最適な材料選定や、ダイカストへの工法転換など様々な提案を行っております。また、アルミのみならず、亜鉛とマグネシウムのダイカストにも対応可能です。
ダイカストに関して、お困りごとがございましたら、お気軽にご連絡ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!